馬賊
前作から数年経て出た「蒼穹の昴」の続編「中原の虹」
読んだら一気にラストまで。。。
清朝末期のこのお話。
蒼穹の昴を薦められて読んだ時には
歴史モノなんてなぁ・・・しかも二段組だし。。。
と躊躇ったのだけれど
貧しかったり 心が弱くなった時に人はどう生きたらいいか・・・
そんな人の在りように惹きつけられて
小説が終わってしまうのが惜しいと思いながら
ページをめくっていました。
清朝末期はラストエンペラーや歴史の教科書で
ちょっと知っているだけ。。。
といった感じだったけれど
日本も絡んでくるし
悪役!と思われる西太后が違う観点から描かれていたり。。。
「中原の虹」1巻は何となく悪いイメージを抱いていた
張作霖が 男気溢れる馬賊の頭目。
歴史の見方は
一つだけじゃなくいろいろな見方ができるものなんだなぁと
このシリーズを読んでて思いました。
国語も世界史も浅田次郎さんと同じ先生に習ったはずですが・・・
「読め」と薦めてくれた先生にも
偉大な先輩にも感謝!!
Commentaires